Carpe diem -ツインソウルへの考察-

暫定ツインソウルの2人がそれぞれ感じていることを書き連ねます。

中国語よりも大切なもの

なぜ自分がこのような状況に置かれているのか考えてみた。追い詰められたからこそ真剣になれる、自分の行動を振り返る絶好の機会として。こちらに来てから「民度」という言葉を日々意識することととなった。この言葉はいままでしらなかったが、台湾に7年住む…

台湾でぼこぼこにされている

新北市のある会社に内定をもらって台湾に来たものの、諸事情により勤務できなくなった。急遽こちらで職探しをし、1週間で台北市内の勤務先を見つけた。勤務地が変わることに伴い、新北市で契約した部屋を3週間だけ住んで、台北市内の部屋に移った。しかし、…

プルコギ、マッコリ、シンラツの行方

「一緒に居ても楽しくない。あなたは特別ではない。帰って婚活でもすればいい。」 ソウルの良く晴れた初夏の香りのする日曜日。ランチのプルコギとチヂミとマッコリを前にして、愛する男にそう言われている。一体、今、何が起きているのか。 ……時間差!巨石…

マラソン、マインツ、ツインソウル

私は大雪の中、黒い合羽を着た男を追いかけ走っている。走る男の後姿に必死に喰らいつく。雪だか汗だかわからないもので全身びしょ濡れになってその男を追いかけまわしている。街のショーウィンドウに映り込んだ女の顔は紅潮し髪の毛が貼りつき、息が上がっ…

ロッベン、マインツ、ツインソウル

温かいコーヒーが空中に流れだしながら、紙コップは宙を舞っている。私の投げたそれはまるでスローモーションのようにゆっくりと白い床に落ち大きな茶色いシミを作った。ドイツ、マインツ駅。2月の土曜日の午後、パン屋さんの前でその事件は起きた。隣の花屋…

ソウル日記②

セックス90%の女。 彼にとって私はそうであるらしい。 Chungmuro駅近くのカフェで面と向かって言われた。正直過ぎるのは罪だ。 まあ胃がんの告知に比べればかわいいもの、だ。 相対的に考えればいいのだ。人生で言われたくなかった言葉ベスト10くらいには入…

ソウル日記 ①

「こっちを見ないで。目を合わせないで。喋りたくない。」 冷酷な目でそんなことを言われる。冗談ではないことは私にも分かる。 2017年末、私たちはソウルのローカルな食堂で肉が焼けるのを待っている。 目を合わせないよう外の寒さなどを思ってみたりして心…

クリスマスを前に思うこと

街のイルミネーションはやたらきらきらして無邪気にクリスマスソングが垂れ流されている。 そんな12月の夕方、私は喧噪から離れカフェで致死量の砂糖が入ったガトーショコラをちびちび食べながらいつ読み終わるかわからない分厚い本を開く。 8年前のちょうど…

神の意図、ミドリムシの決意

午前四時半、暗闇の中。私は緑色のスリッパを枕にして布団の中で眠っていた。一体何が起きたのか、ここはどこなのか、記憶を呼び起こす。 解決していないはずの問題がLINEの中で決着していた。知らない私が会話をしていて、けれどそれは間違いなく私だった。…

新芽のゆくえ

インドの僻地でMr.Childrenが繋いでくれた私たちの新芽は今どれくらい育ったのだろうか 萎れずに枯れずに立派な木になっただろうか その木はいつか鳥たちの止まり木となり、栗鼠たちの遊び場となり、厳しい太陽の日差しを避ける木陰を作り、誰かを癒せるのだ…

月が綺麗ですね

ツインソウルさま あなたが何気なく呟いた「満月がきれい」 その言葉にそこはかとない嬉しさを感じました 偶然得たネットの情報で夏目漱石が"I love you"のことを「月が綺麗ですね」と言ったとか、言わなかったとか。 私はそれが誰の言葉であろうと、とても…

孤独なレースは続いてく

フルマラソンを7週間後に控え、人生で初めて20キロ走ってみた。 いつも走り始めに張り切って疲れるので、今回は息が上がらぬよう鈍足で。 このブログの趣旨のツインソウルとは関係ないようにも思えるが、完走しなければ手放す、その覚悟で私は挑むのだから…

覚悟なき者は去れ

ツインソウルとはやっかいだ。 出会わない方が普通の幸せを手にできると思う。 それは重々承知している。 でも知ってしまったからにはもう普通ではいられないのだ。 前にも書いたが、私たちは恋人ではない。お互い独身で自由の身だ。 今日、何故か結婚する覚…

Re: いとしきツインソウルさま

私たちがツインソウルかもしれないということを彼女に告げられて早半年。その間にツインソウル関連の本やブログを数多く読んだ。確かに、私たちの不可解な関係はツインソウルという概念によっていくぶん納得がいくものとなる。 彼女と出会ったのは2007年11月…

いとしきツインソウルさま

あなたがそばにいなくてもこの世界は十分美しいあなたが眠りにつく頃、私はこの世界に目覚めるおやすみとおはようの間で、今を生きている 2週間前、私はドイツにいた。バックパッカー歴が20年近くになろうとしている私にとってそれはあり得ない事だった。 た…