Carpe diem -ツインソウルへの考察-

暫定ツインソウルの2人がそれぞれ感じていることを書き連ねます。

中国語よりも大切なもの

なぜ自分がこのような状況に置かれているのか考えてみた。追い詰められたからこそ真剣になれる、自分の行動を振り返る絶好の機会として。

こちらに来てから「民度」という言葉を日々意識することととなった。この言葉はいままでしらなかったが、台湾に7年住む日本人から教えてもらった。確かに、と思う。日本やドイツと比べると、不快に感じることが多い。道を歩いていても、バスに乗っていても、食事をしていても。人のことを配慮していないと言えるのかもしれないし、振る舞いに品がないと言えるのかもしれない。それに加えて台湾はバイク天国。そもそも排気ガスだけで十分迷惑なのに、隙間があれば歩行者の間をすり抜けていくその様は、路上のゴキブリかと思えるほどに不快に感じる。

そういったことに対して平均的な日本人より敏感であろう私は、台湾を見下すような、台湾をばかにするような思いをよく持っていた。口に出したこともある。日本語だからわからないであろうということで、とくにバイクに乗った人たち向かって言葉を吐いた。そのような私の態度が、台湾にぼこぼこにされる事態を招いたのかもしれない。

ただ、これは、自業自得といった話ではない。あくまで魂の成長のためのイベント。

昨晩読んだ斎藤一人さんの本「神はからい」にも同じようなことが書かれていた。「病気になってグチや悪口をやめることでたちまち幸せにつながるって、心底わかった」みたいな体験談が書かれていた。それは魂が成長するタイミングでのお知らせであったと。

中国語をマスターすることを一つの大きな目的として台湾に来たものの、ここ1ヶ月は職探しと引っ越しのごたごたでほとんど勉強できなかった。そのことを不満に思っていたが、中国語をマスターするよりも大切な事があることを思い出した。魂の成長なくしては、中国語というスキルも活かせない。

台湾の皆さま、ごめんなさい。これからどうぞよろしくお願いいたします。