Carpe diem -ツインソウルへの考察-

暫定ツインソウルの2人がそれぞれ感じていることを書き連ねます。

いとしきツインソウルさま

あなたがそばにいなくてもこの世界は十分美しい
あなたが眠りにつく頃、私はこの世界に目覚める
おやすみとおはようの間で、今を生きている

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2週間前、私はドイツにいた。
バックパッカー歴が20年近くになろうとしている私にとってそれはあり得ない事だった。
たった10日間の往復チケットが126,972円。
私はいい歳ではある。
が、貯金は皆無だ。
派遣で細々と稼ぎ、キャベツを1枚ずつ剥がして食べる等の節約をして旅の資金を貯める。情けないがそういう人間だ。
酔った勢いを借りてだが思い切ったことをした。

なぜならツインソウルに会うため。
正確に言うと、ツインソウルだと信じている人、だけれど。
ちなみに恋人でもなく、彼曰く「何の義務も負わない関係」で
世間的に言えばただの友達である。

ツインソウルという言葉は半年前、旅先のバルセロナで初めて知った。
ツインソウルとは元々ひとつの魂が3次元でいろんな体験をして学びを得るために二つに分かれたというものらしい。
魂の片割れ。
ネットで調べ漁り自分たちのことと重ね、これはツインソウルに違いないと思った。
それまでの私たちの衝突を幸か不幸か前向きに捉えて、妙に腑に落ちてしまった。

価値観の違い、習慣の違い、育ってきた環境の違い。
人との関係に於いてそれらは有って当然である。
でも違いすぎて、同じ人間なのかすら疑わしい時もある。
(↑悪口になってない?)
いや、酔った勢いで言ってしまおう。
彼は私にとって、モンスターだ!
(RADWIMPSの「棒人間」が頭の中で流れている)
まあ彼にとっては私がモンスターなのかもしれないが。
ツインソウルではそういうことがあるらしい。
理解できない部分が出てきてぶつかる。
それは普遍的なのかもしれないが、今まで私が歩んできた人生ではあり得ないほど激しく、予測不可能で、規格外なのだ。
自分がこれまで生きてきて当然だと思っていた事がことごとく破壊されていく。
知らなかった自分が曝け出される。
それまでも散々自分というものは擦られてきたはずなのに。
「一般的に」とか「常識」なんてものが一切意味を持たない。
でもそういったもので今まで私は自分を守ってきたのかもしれない。

この関係を続けるには並々ならぬ努力が必要になってくるだろう。
たまに、いやしばしば心が折れる。もう無理無理無理と思う。
けれどなぜかその度に私は立ち上がる。
闘うか、倒れるか、その2択しかない。
私はファイターだ!しかもノーガードの。
そして恐ろしいモンスターと対峙する。
終了のゴングが鳴るまで、もしくは倒れるまで。

ああ世界はまだ美しい。
そして胃が痛い。

                  hoco