Carpe diem -ツインソウルへの考察-

暫定ツインソウルの2人がそれぞれ感じていることを書き連ねます。

月が綺麗ですね

ツインソウルさま

あなたが何気なく呟いた「満月がきれい

その言葉にそこはかとない嬉しさを感じました


偶然得たネットの情報で夏目漱石が"I love you"のことを「月が綺麗ですね」と言ったとか、言わなかったとか。

私はそれが誰の言葉であろうと、とても素敵な訳だと思います。

そして、私ならどう訳すだろうと考えています。

ふと思い浮かんだのは、2005年12月インドのデリーからジャイプルへ向かう早朝の列車の中から見た美しい朝日。

26年間生きてきて初めて、特定の誰かにこの景色を見せてあげたいと思った経験でした。

それは今思えば"I love you"の赤ちゃんみたいなものだったと思っています。

その数週間前、初めてインドであなたに出会った日。小さな食堂の屋上で赤いプラスチックの椅子に座り、あなたはMr.Childrenの新曲を聴かせてくれましたね。太陽が柔らかく私たちを照らしていました。

私とあなたを繋げたもの。

そして12年という歳月が流れお互いにいろんな選択をして経験をして今私たちはここにいます。

8年間全く連絡を取り合っていなかった時、空を見上げてふと何故だかあなたのことを思い出して元気でいてくれているといいなと思っていました。

不思議とただ純粋に繋がっているような気がしていました。

根拠らしきものはインドの後に再会したバンコク。カオサンの喧騒から少し離れたベンチに2人座り、沈黙の後「私、今こんなことを考えたんだよ」と言うと「何で?僕も今同じこと考えた」そう言ったあなたがいました。

ツインソウルという言葉を知るずっと前のこと。

「愛している」は愛を語る上で最上級の言葉だとは認識していて、私も使ってみたりもしたのですが、やはり違和感を覚えます。

先に書いた「月が綺麗」が"I love you"という方がしっくりきます。

私の場合は「夕日が綺麗」や「朝日が綺麗」かもしれません。

あなたなら"I love you"をどう表現しますか?

会えない時間が私たちを濃密にする

私もあなたも不完全です。

でも出会えたことで、いや出会えただけでは余り変わらなかったけれど
ツインソウルという言葉を知り、目覚め、気付かされ
私たちは今変わり始めています。

あなたにはとても感謝しています。
「世界は今、ここにある」と言うことを教えてくれたから。
(そして尋常でない忍耐も)
この気づきとこの想いが、消えないようにそっと祈ります。

私の目の前にあなたがいて
あなたの目の前に私がいるよ。

おやすみなさい。
今宵の月は特別綺麗です。

                  hoco